こんにちは、いつも大変お世話になっております。株式会社コーユー代表の田原裕司です。
ゆうさん通信第7号をお送りいたします。よろしくお願いいたします。
さて、私は以前から苦手意識を持っていることがありました。何かと言いますと、人前で話すことです。
若いときから人前で話すのが大っ嫌いで、極力、そういう場面を避けてきました。
ただ、会社の代表という立場柄、会議などで皆の前で話さなければなりません。
しかし、「何を考えているか理解できない」とか
「いきなり説明も無しで始める」と批判をもらっていました。
話の内容にもよるのでしょうが、私の話し方が下手だからなのだと気づき、
これはなんとか改善したいと思っていました。
そして、昨年の春に意を決し、伝わる話し方を学ぼうと、ボイストレーニングを受けに行きました。
60代の男性の先生。その方は、ナレーションなどもされている方でした。
さっそく、その先生のところで練習が始まったのですが、
まず、母音(あいうえお)が出ていないと指摘を受けました。
なんのこっちゃという感じでしたが、わかる人にはわかるようで、そこからトレーニングが始まりました。
そして、いろいろと与えられた課題をクリアしていき、なんとか及第点をもらうことができました。
そして、せっかくなので、思い切って人前で披露しようと思い、若手とペアで
昨年末の忘年会で「外郎売り(ういろううり)」をやってみることにしました。
「外郎売り」というのは、アナウンサーや声優などが発声練習や滑舌の練習で使う
「拙者親方と申すは、御立会の内に御存知の御方も御座りましょうが・・・」で始まる長台詞。
約5分間のそれを丸暗記して発表しようと思いました。
練習に練習を重ね、迎えた忘年会、グループで100名いる前で、
ど緊張をしながら「拙者・・・」とスタートしたのですが、
途中で台詞が飛んでしまいあいにく、大成功!とはなりませんでした(涙)。
それでも、元アナウンサーの部長より「声は出ていたよ」とほめられ、
少しだけ嬉しかった思いがしました。
以前はぶっつけ本番で行っていたが、事前に準備、練習をするようになり、
多少は改善できているのではないかと思っています。
やっぱり、どんなことでも練習は大事だなぁと、改めて思いました。